機関誌名「棚田 ライステラス」36号
 発行:全国棚田(千枚田)連絡協議会
 編集:ふるきゃらネットワーク
「サミットが終わって」       佐賀県知事 古川 康

第10回全国棚田「千枚田」サミットが終わった。いい天気の下、大勢の方に参加していただくことができた。ほっとした。なんせあの前も後も「台風だらけ」だったからだ。 
いろんなことを自慢したいけれど、あれだけのことをこれだけの地域がやったという自信が何よりの財産だと思う。
大昔、ポートピア博覧会というのがあった。自治体博覧会のはしりだ。終わったあと神戸市役所に行って、何が地域に残りましたか、とたずねたところ、「親戚を泊めるために買ったふとんが残りました」と笑いながら答えてくれたことがあったが、この佐賀県東松浦郡相知町にはいいサミットができたという誇りが満ち満ちている。棚田ということでこれだけの方に集まっていただき、喜んでいただけることを知ったことも大きかったと思う。
残ったのはそれだけではない。具体的なものもある。「棚田からぼたもち」がそうだ。相知町蕨野の棚田のお米(夢しずく)を水車で挽いて、それをお団子にしてあんこやきなこをつけて食べる。題して「棚田からぼたもち」。これが「しつこくなくて大きさもちょうどよくておいしい」と評判を取っているのだ。
いい名前でしょ?しかも中身もグッド。よいこの皆さん、どうかマネしないでね。