平成15年11月16日
第21回ふるさと民謡祭り 祝辞

YOSAKOI という祭りが全国に増殖しています。
県内でも、あちこちでその火がついていて、年齢、性別を問わない新しい形の文化が生まれていくプロセスを見ているようで、また、何よりもその地域の人たちの元気づけになるところが気に入っていて、ずっと応援をしてきています。
長崎県に平戸という街があって、そこにはハイヤ節という民謡があります。
もちろんハイヤ節は平戸だけでなく、あちこちにありますが、ともかくも、ある年、その平戸のハイヤ節をベースにして、そこのYOSAKOIのチームが踊ることになりました。
アレンジをどうしようか、振り付けをどうしようか、メンバーがいろいろ知恵を絞り、現代風ハイヤ節にして、その曲に合わせて踊ることになりました。
練習を続けていくうち、誰ともなく「元唄を聞いてみたい」ということになり、聞いたところ、びっくりしてしまいました。その元唄の持つ、ふくよかでつややかな唄の響き、それはそれをどうアレンジしてもかなうものがない、正統的な民謡のすごさであり、それをYOSAKOIのチームのメンバーは思いもよらず、体験してしまったのでした。

続ける、伝える、創る、の三つの力が民謡にはあると私は信じています。
そしてまた、ここに、そういう民謡の魅力に惹かれ、集まっていただいたたくさんの々に、感謝とエールを送りたいと思います。
「第21回ふるさと民謡まつり」の開催、心からお祝い申し上げます。


佐賀県知事 古川 康