Vol.117 2006/7/8

放送を聴けなかったあなたへ、もう一度聴きたいあなたへ
オンデマンド放送中!

ゲストは、日本全国を旅する作家 立松 和平さん(パート2)です。
パーソナリティyasushi氏
佐賀県生まれ。
卓越した好奇心で「どうでもいいこと」(雑学)を探求する達人。
雑学王である。プライベートで外国に行った際、英語が上手いのでインド人に間違えられた。(なぜ、英米人ではなくインド人かは今でも謎。)
人間を信じる、大切にする。優しさ、先見性、決断力、ユーモアがある。日本各地に幅広い古川ファン層を持つ。

パーソナリティ yasushi氏のアフター ザ ブレイク 
佐賀県出身の岡田三郎助という画家がいた。1937年に第一回文化勲章を受章しているということから、その足跡と時代がしのばれると思うが、いわばわが国の洋画界の草創期における泰斗だった。その岡田三郎助の終焉の地という標示が東京都渋谷区恵比寿にある。そこが立松さんの東京における拠点だという。
というのも、御奥様がそこの家の出でいらっしゃるのだ。佐賀県立美術館にも岡田三郎助の銅像を寄付していただいたということをはじめて知った。(疑ったわけではないけど)確認してみたらやはりそうだった。
その立松さんがいま取り組んでおられるのがふるさと回帰の運動だ。言うまでもない。2007年には大量退職時代が到来する。ただ、こうして退職する人たちは、これで人生が終わるわけではない。これを機会にふるさとに帰りませんか?という運動がふるさと回帰で、全国各地で取り組みがスタートしている。「第二の人生」という言葉もあるけれど、「余生」のような響きがあるので、もっと元気に活躍してもらおうという願いをこめて、佐賀県では「ネクストステージを佐賀県で」という名前の事業でやろうとしているところだ。
これまで自分で培ってきた知識、経験、人脈を別の場所で生かす。こういうことが普通になっていけば、もっともっと地域は輝くに違いないと思う。

今日の一曲
「うちわもめ」 アーティスト 「センチメンタルシティロマンス」 

名古屋出身の、というよりはいまも名古屋を本拠にして活動を続けている(はずの)センチメンタルシティロマンス(SCR)のデビューアルバム「センチメンタルシティロマンス」のA面の1曲目といういわば本邦初公開的な曲。ウェストコースト的なサウンドと日本語の情緒をミックスさせたとどの解説にも書いてある。僕の大好きなはっぴいえんどやはちみつぱいと並んでセンチメンタルシティロマンスもなんとかアメリカのロックを日本的に表現しようとしていたミュージシャンだと思う。「ゴールデン☆ベスト」がこの7月に発売された。僕も予約済みだ。
このメンバーはときどき加藤登紀子さんのバックバンドとして活躍しているが、かつて加藤登紀子さんと一緒に飛行機に乗ったらそれがハイジャックされた事件というのがあった。羽田発函館行きの乗っ取り事件だ。そのときSCRのひとり、告井さんがお腹をこわしたふりをして何度もトイレに駆け込み、その中で、外部と連絡をとって「犯人は一人」などという情報を入れていたので最後は強行突破し乗客乗員全員無事という結果をもたらした。加藤さんにこの番組に出ていただいたときにもその話が出たのだが、加藤さん笑っていわく「あの携帯って私のなのよ、告井さん、携帯持ってるような人じゃないもの」。そういう人たちらしい。1975年から30年以上の音楽生活ということになる。
ディレクターAyu嬢のアフター ザ ブレイク

どうでしたか?立松さんが県立美術館に、佐賀が誇る洋画家・岡田三郎助の銅像を寄贈されたというエピソード。東京から運ばれる際の様子が思わず目に浮かんできて、おもしろかったです。それと番組にも以前出ていただいた、北方謙三さんとの親交もお伺いできて楽しかったです。立松さんでひとつまた思い出したのが、「光の雨」という作品。
日本中を震撼させた連合赤軍事件をテーマに取り上げたこの小説、映画化もされていて、エンディングで立松さんのナレーションが流れてくるんですよ。是非みなさんもご覧になってみてくださいね。
webmasのアフター ザ ブレイク

奥様と早くにご結婚されたというお話で「ものごころがつかないうちに結婚しました」と立松さん。爆笑でした。立松さんを選ばれた奥様もきっと素敵な女性なんでしょうね。

ブレイク ザ 佐賀は「佐賀市嘉瀬町に大使館?」でした。

スタジオには、元祖便利屋の右近 勝吉さんにお越しいただきました。以前にもゲストでお話を伺ったんですよね。そのときの様子はこちらでどうぞ。http://www.power-full.com/broadcast/20041016.htm
今回のお話は、嘉瀬川のほとりに大使館を作ったというお話でした。

Ayu嬢とwebmasのイラスト : 漫画家 田中むねよし氏