Vol.94 2006/1/28

放送を聴けなかったあなたへ、もう一度聴きたいあなたへ
オンデマンド放送中!

今日は、福岡県久留米市でカブトムシ特区を実現させた内田 龍司さんでした。

パーソナリティ yasushi氏のアフター ザ ブレイク 
写真はクリックで大きくなります。
カブトムシおじさんこと内田龍司さんは並外れた方だった。
ある日、カブトムシがたい肥の中で好んで育つことを知った内田さんは、以来28年間、産卵を促すたい肥づくりに精出し、育てたカブトムシを全国の子どもたちに無料で配布してきた。
これだけでもまあ相当不思議な行為になるのだろうが、内田さんはそこだけにとどまらない。数年前、「家畜排泄物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」が成立して、家畜排泄物はきちんと屋根のあるところに保管しなければならないということになったために、カブトムシがたい肥に卵を産み付けることがむずかしくなったとき、内田さんの取った行動は構造改革特区の申請だった。構造改革特区はだれでも申請できる。そこを活用した。カブトムシの産卵のために特区が認められたこと自体が心地よいし、案外喜んでいるのは、この法律を作らざるを得なかった役人たちなのではあるまいか。
信念を持って貫いている人の前では制度がひれ伏す。そんな感じだった。がんばれ!久留米のムシキング内田龍司さん、これからも応援してますから。

今日の一曲
「君はひとくせ」  アーティスト アオ   
CD番号 TLCA-1020 

ao は、木全務(きまた つとむ)と山崎ゆかりの二人が新しく結成したユニット。
CDになってからジャケ買いを久しくしなかった(数年前に「浮雲」を買ったくらいか)けれど、この「君はひとくせ」のCDはジャケットが力が抜けてて優れていた。
曲そのものもボサノヴァ風、というより、トーキョー・シティー・ポップ風と呼びたい、スマートでしかも陰影がある感じ。
しーらないといわずにこの際、少し覚えておくと数年後、「あっ、あのときの」っていう会話に参加できそうな予感のユニットだ。
ディレクター Ayu嬢のアフター ザ ブレイク

実は昆虫というか虫類が苦手の私。でも内田さんのカブトムシにかける情熱に触れて、これから昆虫を観る目が変わるかもと思いました。そしておもしろかったのが、カブトムシに帰巣本能があるというお話。きっと内田さんは帰ってくるカブトムシを暖かく見守っていらっしゃるんでしょうねぇ。しかし、男性ってなんで、カブトムシやクワガタに目をキラキラさせるのかしらん。
それと、生茶の嬉野茶シリーズ!
店頭に並ぶのは来月末からですが、松嶋奈々子さんのCMも楽しみですね。
webmasのアフター ザ ブレイク

カブトムシが嫌いな男の子っているんでしょうか。
夏休み、とあるJRの駅でカブトムシを配っているのを見たけど、受け取った子どもたちの目は本当に輝いていました。内田さんの原動力はそこにあるはずと尋ねると、「そんなきれいごとじゃないですよ、だって堆肥が相手ですから」と笑い飛ばされました。
1人の酪農家が子どもの笑顔に支えられ、法律の壁に挑み、特区を認めさせた・・・。
内田さんはこちらの目をまっすぐに見てお話をされます。内田さんの情熱がびんびんと伝わってきます。
内田さんは28年間、堆肥でカブトムシを養殖し、ボランティアで全国の小学校に贈っていたのですが、家畜排泄物法(家畜排泄物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律)の執行で続けられなくなるため、カブトムシ特区なる申請を国にしました。農林水産省は近隣や関係水利権者の同意、土壌汚染の監視などを条件に特区を認める方針を決め、構造改革特別区域推進本部が「久留米カブトムシ特区」として認定したのだそうです。
内田さんの持ってきていらっしゃった資料を見せていただいたのですが、並々ならぬご苦労があったのだと感じました。そしてどんなときも世の中を動かすのは、情熱だなーと実感させてもらいました。今年も全国で子どもたちの喜ぶ姿があふれるのでしょうね。

そしてブレイク ザ 佐賀では「あの生茶でついに嬉野茶が全国デビュー!」
2月28日に全国一斉発売される生茶シリーズの「嬉野茶」。茶葉名産地第一弾だそうです!
発売を前に、番組リスナー、そしてこの見えるラジオ「BREAK!」のユーザーのみなさんにプレゼントのご紹介です。

Ayu嬢とwebmasのイラスト : 漫画家 田中むねよし氏