Vol.93 2006/1/21

放送を聴けなかったあなたへ、もう一度聴きたいあなたへ
オンデマンド放送中!

今日は奄美大島出身の歌姫・RIKKI(りっき)さんでした。

パーソナリティ yasushi氏のアフター ザ ブレイク 
写真はクリックで大きくなります。

奄美大島出身の歌姫とあって、イメージは元ちとせさんとだぶっていたのだが、スタジオに現れたのは三味線を小脇に抱えたむしろかわいいというイメージの女性だった。
お父さんが島歌好きだったというのに影響されたとはっきり語る彼女。やはり回りの環境だぜと思ってしまった。それとあ彼女の話でよかったのは「歌者」という言葉。(うたしゃと発音)。歌がうまい人という意味の奄美ことばなのだが、こういう言葉の響きってなんか万葉の時代からのもののような気さえする。佐賀県民謡の「岳の新太郎さん」の中に「色者(いろしゃ)の粋者(すいしゃ)で気はざんざ」というくだりがある。佐賀にもそういう言葉をつかっていた時代があったのだなと思った。
また、この番組始まって以来だったけど、スタジオで三味線の生ライブ(いいかた変か)をやってもらってしまった。奄美の三味線と沖縄のサンシンは似ているようで弦の材料(奄美は音が高いのでいまはナイロンだけど沖縄は絹)とかいろいろ違いはあるけど、もともと楽譜や教育とは関係ない生活の音楽というか魂の叫びであるという部分は同じだった。だからこそ人の心を打つし、国境を軽々を越えてしまうのだ。
夫君の転勤で佐賀に住み始めたというrikkiのこれからに期待したい。

今日の一曲
「結ぬ島へ(ゆいぬしまへ)」アーティスト RIKKI 
アルバム「結ぬ島へーリッキの奄美島唄」より 
CD番号 PTCK-1012 

「結ぬ島へ(ゆいぬしまへ)」というRIKKIの一曲。これはもう解説不要というくらいRIKKIそのものの魅力あふれる曲でいうことない。この曲は2005年1月19日に発売されたいちばん最新のアルバム 「結ぬ島へ-リッキの奄美島唄 のタイトルにもなっている。
このほかRIKKIの曲では「からたち野道」というのも好きだ。2003年に宮沢和史とのジョイントで発表したのだが、このプロデュースが山弦(やまげん)。こう聞くだけでなんかぞくぞくっと来てしまうのだが、来ません?
ディレクター Ayu嬢のアフター ザ ブレイク

スタジオでRIKKIさんが島唄を歌い出した瞬間、別世界にというか南国にいるような錯覚に襲われました。そして、声の持つ力ってすごいんだなと再認識しました。
RIKKIさんのアルバム、本当にどれも素敵ですよ。番組のエンディングでもかけましたが休日のゆったりとした時間に聞いてもらいたいなぁ。そして休日の「癒し」といえば、ご紹介した「PINEBOOKS」もオススメです。雰囲気のある本屋さんが街なかにあるのっていいですよね。取材終了後もずっと店にいて、2冊の本をゲットしちゃいましたよ。
webmasのアフター ザ ブレイク

RIKKIさんは4歳から大好きな島唄で舞台に立ち始め、16歳で日本民謡大賞のグランプリを史上最年少で獲得し、民謡日本一になりました。93年にデビューアルバム「風の声」を発売し、本格的な活動を開始。トラディショナルな島唄とポップスの両面を歌いこなす高い歌唱力はジャンルを越えて賞賛を浴び、活動も多岐に渡ります。
RIKKIさんの歌声を聞いていると暖かい光に包まれたような優しい気持ちになれました。触れた人柄も歌声と全く同じ。奄美に限らず、各地に受け継がれている唄にはとても力を感じます。RIKKIさんが佐賀でどんな出会いをし、どんな唄が生まれていくのか、楽しみです。

Ayu嬢とwebmasのイラスト : 漫画家 田中むねよし氏