放送を聴けなかったあなたへ、もう一度聴きたいあなたへ
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Vol.79 2005/10/15放送
今日は、落語家 桂 三枝さんでした。

パーソナリティ yasushi氏のアフター ザ ブレイク

風格たっぷりの三枝師匠、大物という名にふさわしかった。
去年だったと思うけど、佐賀で三枝さんのトークショーが行われ、僕は観にいった。
森光子さんのことをネタにした「念ずれば花開く」という噺をモチーフにして、数十分雑談をされて帰られた。
こういうやりかたがあるのかと思って、なるほどと感心した。場所が、佐賀市文化会館で、ここは僕が総決起大会をやったところでもあるので、それを思い出しながら、僕の場合は、もちろん参加費無料で2000人くらいだったと思うのだが、三枝さんはたしか1000円くらいだったと思うのだがいずれにしてもお金を取って満席ではなかったにせよ、かなり席が埋まっていた。
なんとか、芸風というか技を盗もうと思って一所懸命に舞台を眺めていたことを思い出していた。

お笑いの方って日常はまじめということをよく聞くけど、ガッツさんといい、三枝さんといい、たしかにそんな感じだった。違っていたのは、洋七さんくらいだったな。

今日の一曲 
「横須賀ストーリー」 山口 百恵

山口百恵の曲。その昔、PL学園の野球部の練習風景を観にいったことがあった。たしか富田林かどっかに野球部のグラウンドがあって、そこで選手たちがのびのびと練習していた。名門野球部の練習というと汗と涙の猛練習というイメージだったが実際には選手たちが勝手にやっている雰囲気で湿っぽさがなかった。練習の間、グラウンドでは歌謡曲が流れている。受験生がラジオを聴きながら強している、そんな感じで、そのとき流れていたのがこの「横須賀ストーリー」だった。
病院で手術をするドクターも、オペのときは好きな音楽をかけることがよくあるという。大仕事なのに音楽をきいていて大丈夫なの?と聞いたらそっちのほうがリラックスできてかえっていいんだよ、ということだった。中には、患者さんが希望して患者さんが好きな音楽をかけてほしいといわれることもあるという。氷川きよしで心臓病のオペ。やだねっていうわけにはいかなかったようだ。
ディレクター Ayu嬢のアフター ザ ブレイク

桂三枝さん、聴いていただきましたように、とっても真摯な方でした。
対談場所に現れた瞬間に周りの空気をさっと変えてしまうんですよね。心地いい緊張感を感じながら、収録にはげんだ私でした。そしてブラウン管でいっつも見ていた桂三枝さんは、目の澄んだ人なんだなと思いました。
さてさて、秋の陽気に誘われて、久々の取材にでかけた福泉禅寺。本当にいい雰囲気の寺院です。あの山頭火も訪れた名刹、紅葉の季節にみなさんも是非お出かけになってみてください。
webmasのアフター ザ ブレイク

桂 三枝さんの収録の現場に行くことができず実際にお目にかかれなかったのが残念なwebmasです。放送を聴いていると、三枝さんは語り口に独特のリズムがあって、どっしりとしていらっしゃいますね。
yasushi氏は、だいたいそのかたの職業を離れた趣味や日常の質問をされることが多いのですが、今回三枝さんとのお話は落語のことに終始されていたのが印象的です。三枝さんの「大家の風格」がそうさせたのでしょうか。

そして「ブレイク ザ 佐賀」は、
「白足袋のルーツは佐賀?」

佐賀県の杵島、白石町(旧有明町)にある福泉禅寺は平安時代の女流歌人「和泉式部生誕の地」としても有名なお寺です。福泉寺に残る古文書の一つ「当山由来記」にこう書いてあるそうです。

和泉式部は肥前州の人なり、州の白石の和泉郷に一禅院あり、福泉寺という。御本尊を薬師如来となす。初め密院の時、異鹿あり、常に殿前に往来し、或いは仏前の香花を嗅ぎ、或いは捨てたる酒水を飲む。
一日殿後に嬰児の泣き声あり、寺僧怪み殿後に至ってみれば、彼鹿、一女児を生み而も之に哺乳す。
寺僧驚いて衆議して曰く、是れ薬師如来の仏力のいたすところならん。しばらくあって隣郷塩田の庄、五丁田の大黒丸という夫婦来りて曰く、我等平生、福泉寺の薬師如来を信仰し、一女子を得んことを祈求す。
昨夜夫婦共に夢みらく、薬師如来告て曰く、汝等年来我を信じて一女子を得んことを祈求す。その誠意を愍て、今、福泉寺殿後に於て一女子を与う。明日寺に到って懐抱して帰るべしと。寺僧彼の女子を与う。大黒丸夫婦喜躍して抱き帰る。鹿もまた回顧して山に入る(中略)。」


和泉式部が鹿から生まれたなんてビックリですね。和泉式部が京都へ帰るのに足の指が鹿のようになっていたので、白い布で足先を隠したのが白足袋の始まりだというのです。
すごく神秘的な不思議な伝説ですね。こういう不思議でちょっと怖い伝説って大好きです。

福泉禅寺の紹介ページ http://sashoren.ne.jp/ariake/tiiki/kankou/fukusen.htm

Ayu嬢とwebmasのイラスト : 漫画家 田中むねよし氏 



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